2010年7月2日金曜日

授業プラン《はやぶさの旅》

京都市内のある小学校での模擬授業が終わりました。
みなさん大変お忙しい中での授業だったので,参加者は2人と少なく,感想文を書いてもらう時間もなかったですが,授業プランに対する評価はとてもよかったと思います。授業している僕自身が,とてもたのしく授業できました。課題は,「はやぶさの軌道をどう説明するか?」「イオンエンジンとは何か?」そして「ロケットが前に進め仕組み?」です。
 昨日授業寸前に「〈はやぶさ〉が〈イトカワ〉を目指す目的とは」という文が思い浮かびました。実際に授業で読んでみると,参加者の方から,「ホー,そうだったのですか」という声が上がりました。授業プランを作る醍醐味ですね。その文章を紹介します。
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〈イトカワ〉を目指す目的
 〈はやぶさ〉のチームの人たちは,どんな目的をもって〈イトカワ〉を目指したのでしょうか。実は,〈イトカワ〉は,46億年前に地球や月と同じ頃に誕生しました。しかし太陽や月のような大きな星は,引力が強いので内部がとけてしまい,重い物質が中心部へと沈んでしまいました。もうその物質を調べることができなくなりました。ところが,〈イトカワ〉は,小さな星なので内部がとけることもなく,誕生当時のままの状態を保ってくれているのです。だから,〈イトカワ〉を調べると,地球や月の誕生の頃が様子がわかるのではないかと期待されています。
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