2009年7月23日木曜日

おまけの報告

今回の日食観測旅行での忘れられない思い出は、日食観測中に立ち寄ったドライブインでの出来事です。遮光板で太陽を見ていたら、いつの間にか隣にやって来たドライブインの店員さんが見たそうにしているので貸してあげました。そしたら予想以上に三日月状態の太陽が見えたようで、とても喜んでもらえました。それで返してもらえるかなと思っていたら、大声で友達をよびました。そしたらたくさんの人が来られてあっという間に人だかりができました。ドライブインにいた人達まで集まって来て、もう私の見る時間はなくなってしまいました。しかしおかげで貴重な体験ができました。以前板倉先生から、ヨーロッパで発見された望遠鏡が日本にやって来るのに、時間がほとんどかかっていないという話を聞いたことを思い出しました。望遠鏡を日本を伝えた人たちもひょっとしたら同じような楽しさを感じたのかもと思えました。私も自分が見るよりも、楽しそうに遮光板で三日月になった太陽を見て楽しそうにしている人たちを見て、楽しいなと感じました。中国日食観測旅行の大切な思い出になりました。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

秀樹先生らしい旅行記で楽しかったです。
私は、日食を学校のプールから少し見ました。なんとなく、欠けていく様子と満ちていく様子が見えた気がします。
みんなが日食を見て「わぁ!」とか「見たい」とか言えることが平和で幸せだなと思いました。