2009年7月25日土曜日

あとがき

旅行記を読みなおしてみると,
いつの間にか,古代ギリシアが,タレスが
どこかに行っていました。
しかし,きざな言い方になれば申し訳ないのですが,
僕は,タレスをことを
そしてタレスの仲間,ソロンのことを
いつも心に思いながら,
旅行ができたように思います。

だから僕は今,勝海舟の言葉を信じます。

「時代が人を作る」

そして今,
中国にその大きな流れが生まれているように
感じました。

日本では,過去にあった同じ流れは無理だとしても
成熟社会にふさわしい新しい「時代の流れ」を
生み出していけたらなあと思いました。

突然の雨のおかげで,出会えた人たち。
初めて見た遮光板で,三日月のような太陽の見て,
「はじけるような笑顔」
を見せてくれた中国の人たち。

あなたたちの笑顔が
「僕にとってのダイヤモンドリング」
となりました。

いつになっても
世界中の人々が笑顔で
皆既日食をたのしめるような
そんな平和な世界が一日を早く来ることを
願いつつ,
この旅行記を終わりにします。

最後まで読んでいただいて
ありがとうございました。

2009.7.25(土)
日本時間 午前10時4分
吉田秀樹

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