2009年12月30日水曜日

続いて,個人研究報告会を予定しています

第1回の個人研究報告会がとってもたのしかったので,第2回目を計画しました。
「作者不明の詩〈千の風〉の背景を考える会」
〈千の風になって〉という歌があります。とってもいい歌で,歌詞の内容も素敵です。ただ,「千の風」だけが強調されていますが,なるのは「千の風」だけでなく,「ダイアモンド」にもなり,「太陽光」にもなり,そして「やさしい秋の雨」にもなります。それだけのものになるということは,「一体どういうことなのか?」「この詩が生まれてきた背景は一体どういうものなのか?」
 そういうことに興味を持ち始めました。そんな時です。〈千の風になって〉を訳された新井さんの絵本を見る機会がありました。新井さんは,この詩の背景にアニミズム(あらゆるものに霊魂がやどるという考え)があると書かれていました。それを読んだ瞬間,「それはおかしい」と思いました。それで,もとになった原詩を手に入れてみたら,新井さんの訳自体にも,いろんな不満ができてきました。
 私の考えは,「この詩の背景にはもっとヨーロッパの深い歴史に関連したものがあるのではないか」というものです。
 その仮説を裏付けるような資料をご紹介して,たのしくて納得していただける話ができればと思います。
場所も日時も未定(一応,「秋」に「京都」を予定しています)が,参加していただけるとうれしいです。
私は,「葬送の自由をすすめる会」の関西支部長もしていますので,その会の拡大会員交流会と合同開催になるかもしれません。
 「たのしい研究」になりそうです。「たのしい話」にもなればうれしいです。少しでも興味をもっていたいだけるとうれしいです。
★日時
2010年9月??日(?)午後2時~4時30分

★場所
ウイングス京都(京都四条烏丸)を予定

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは、リベカです。
とても面白そうなテーマですね。そして、お考えになる切り口がとても興味深いです。
ふわふわちょうちょさんの物の見方や考え方は、読み手に”確かに””言えてる”と、思わせる観点だと存じます。

研究、楽しみながら深めてくださいませ。
そして、私を含め、多くの人に分かりやすく教えてください(^^)

吉田秀樹 さんのコメント...

ありがとうございます。リベカさんにそう言っていただけると,さらにやる気がでます。
実は僕自身もすごく興味があって,たのしく研究をすすめられそうです。
 尾崎の方は,「他殺説」の方に傾いているので,書いてしまうと,そこら中から攻撃をうけそうなので,もうすこし証拠がためをして,どこから攻撃されても,対応できるくらい研究を積み重ねてから発表することにしました。
 しかし,リベカという名前が洗礼名だとは少しびっくりしました。僕が今出版されている仕事の多くが,「カトリック批判」になっているで,また機会があれば,読んでいただいて,リベカさんの率直なご意見をお聞かせいただけるとうれしいです。